内木里美　

■（有）ナイキスタンダード取締役、
■東京女子体育短期大学児童教育学科卒業、
■ダンス教室経営
→キッズダンス「こどもディスコダンスアカデミー」
→大人女性ダンス「N　Contemporary　Dance　Arts」
■日本ナレーション演技研究所ダンスWS講師、
■大手企業社員向けフィットネス講師レッスン契約
　
　他の詳細は、下の経歴一覧からご覧ください。
　（最近のは面倒で更新してないけど・・・）

​コメント
 

　私は、己の個性を活かし、型に縛られない自由な踊り、

　「コンテンポラリーダンス」の

踊り手であり指導者です。

​

　なぜこのダンスに行きついたのか、なぜ教えるのか、ちょっと長い文章を書きました。

もし良ければお読みいただけましたら幸いです。m(__)m

​

　私は元々は運動音痴でぽっちゃり、

いつも自分に自信がありませんでした。

​

　幼少の頃から10年間バレエを習ってましたが、

振付を覚えるのも遅く、後から入った子たちがどんどん上手くなっていったことと、

父が独立したきっかけであからさまに家計が苦しくなったのを子供ながらに感じ、

中学の時にキッパリやめました。

(でも、その時作った会社のお陰で、今ダンス教室が経営できています。)

​

　しかし、高校の時入ったダンス部が楽しすぎてのめり込み-6キロ減量。

東京女子体育短大に進学し、そこでもダンス部に入部し、

コンテストで二度受賞を果たしました。

（学校の部活は通常のお教室より安く学べるので、再開できました。）

​

　短大卒業と同時にテーマパークのオーディションに合格し、

スタント兼ダンサーとして働きました。

しかし恥ずかしいことに体重管理ができず、

また精神的にも技術的にも未熟で仕事についていけず、

たった一年で契約は終わってしまいました。。。

今でもトラウマな出来事でした。

​

　夢だったダンスの仕事では食べていけず、

電話営業のアルバイト漬けの日々を送り、

年に数回通っている教室の発表会に出て、

ダンサーとして活動しているつもりでいました。

　でも今思えばその時通っていた教室では、

生徒の個性を伸ばし、

外へ羽ばたかせる後押しはされておらず、

「先生」の理想にはめ込んで蓋をする様な抑圧された環境でした。

　確かにお陰様で沢山否定され直したところもあったので、

ダンスの技術は高まりました。

これも成長するための一つの方法だったと思います。

でも私には合わず、数年で辞めました。

​

そして、

「理想の自分」と「現実の自分」のギャップに耐えられず、

「そもそも理想の自分」も分からなくなり、

そのストレスと自分へのコンプレックスから摂食障害になりました。

​

　何とかしなければいけないともがき苦しんだ20代後半。

相変わらずダンスの稽古や作品作りを続けながら、

自分自身と徹底的に向き合いました。

 

　人との稽古をほとんど辞めて、

一人で踊る機会が増えました。

​

　そして、当たり前のことなのですが、

ありのままの自分を受け入れ大切にしたいと結論に至りました。

​

誰だって醜いところもあれば魅力的なところもある。

嫌な部分ばかり見て、自分自身の良い点を認めず、

自分が自分を見放してしまったら、誰が自分を支えるのでしょうか。

自分自身の一番の応援団長は自分。

自分を一番知っていて、

自分の魅力を一番引き出せる事ができるのも自分。

​

　ダンスで無くした自信や荒んだ心は、

ダンスによって再生しました。

摂食障害も克服しました。

（でも逆流性胃腸炎になりやすくなってしまい、大きな代償を払ったと思っています。摂食障害の人は意外と多いですが、すぐ病院行くことをお勧めします。）

 

良いも悪いも、全てを愛おしんで、楽しめるようになったのは、

30代に入ったころでした。

​

　ようやく心も体も安定し、

実力も身に付いてきた時でした。

踊っている最中に膝を脱臼し救急搬送・・・。

先天的な骨格の問題と、体の使い方の悪い癖が原因でした。

​

　もう踊れなくなるかもしれないと不安に思いながら、

リハビリと体の作り直しに励み1年後現役復活。

​

　その際、理学療法士やスポーツトレーナーなどの専門家から指導を受け、

身体の使い方を徹底的に見直しました。

​

　私の本当のダンスが、ここからはじまりました。

​

　それからは自分の経験を活かし、

ダンス教室の運営に力を入れるようになりました。

お陰様で生徒数も少しずつ増えて、

毎日楽しく働かせてもらっています。

 

　レッスン中は必ず一度はクラスが笑顔になる様声かけをします。

生徒さん一人一人の名前をしっかりと呼び、

時にはダンスとは関係ない雑談で盛り上がったりして、

それぞれの「やる気スイッチ」をON出来るよう心がけてます。

​

　教室なのでダンスを教えるのは勿論ですが、

今はyoutubeやネットで無料で何でも学べる時代。

わざわざ教室に来て踊るメリットは、何だと思いますか？

​

　私は、人と人とのリアルなコミュニケーションが有るから、

わざわざ教室で学ぶことが尊いのだと思っています。

教室ではお互いの個性を認め合い、それぞれの良い部分を引き出しモチベーションを上げ、

前向きなマインドを育てます。

​

　（勿論スタジオや体育館など、

広くてカッコいい空間で思い切り体を動かして踊るという付加価値もあります。

オンラインクラスなどは特に顕著ですが、人同士のリアルタイムでのコミュニケーションに価値があるから、人が集まるのだと思っています。）

​

　でも、一人一人の根っこのマインドをしっかりと育て揺るがないものになれば

「自分で考え、自分で行動できる」生きる力が育ちます。

​

　それは大人もこどもも関係なく、またダンス以外でも応用できる力です。

そして、ダンス以外でも身に付けることのできる力だけども、

私は「コンテンポラリーダンスを通して」教える事が出来るようになりました。

 

　仕事が評判を呼び、趣味のダンス教室だけではなく、

企業や俳優養成所などでも教えるようになりました。

​

　結婚し、翌年2022年２月に女の子を産み、

今は仕事と育児の両立に日々奮闘しております。

​お陰様で、周りの皆様の協力のお陰で何とかやっております。

​

　己の個性を活かし、

型に縛られない自由な踊り、

​

　「コンテンポラリーダンス」

​

　このダンスに行きつくまでに紆余曲折有りましたが、

まだまだ旅の途中だと思っております。

​

　ご興味のある方は、是非是非、一緒に踊りましょう！

​

　私はダンスで苦しんだ経験はありますが、それ以上に、

ダンスのお陰で心も体も豊かに、得るものが沢山有りました。

 

　特に、素人さんや初心者さんへの指導は得意な方だと思います。

もともと私自身ブキッチョで運動音痴なので、

他の先生とは違った観点で指導できるからではないかと考えております。

​

　また運動が苦手な方でも、音楽に合わせて動いたり、自己表現しながら体を動かすと「いつの間にか時間が経っていた」なんて夢中になる事、しょっちゅう見受けられます。

​

　そしてダンスを通して、「人生という長い旅」を一緒に楽しみましょう。

​

　最近は教室の運営ばかりで、

舞台作品の制作は滞っていますが、

今は今で、

子育てしながら仕事を安定させる為の大切な時期だと考えております。

またきっと再開しようと思っております。

​

　ダンスを始めてみたい方、

振付を依頼してみたい方、

イベントプロデュースしたい方、

ご連絡、

お待ちしてます！

​

​

　内木